上島さんぽマップと山野草
セツブンソウ
和名 セツブンソウ(節分草)
科名 キンポウゲ科
属名 セツブンソウ属
園芸分類 球根 山野草
形態 多年草
分布 関東地方以西の本州
開花期 2月~4月(上島は2月~3月)
花言葉 微笑み 光輝
日本の固有種で、石灰質の土壌を好む。節分の時期に花が咲くのでこの名前が付けられた。
晩秋から冬の間に、地中深くにある塊茎から白い眼を伸ばし始め、冬の終わりから早春に開花。
晩春には地上部を枯らして休眠する。
花びらに見えるのは萼片で、黄色い部分が花びら。
乱獲や、自生地の環境破壊によって希少植物となっており、環境省のレッドリストでは、準絶滅危惧(NT)に登録されている。
和名 フクジュソウ(福寿草)
科名 キンポウゲ科
属名 フクジュソウ属
園芸分類 山野草
形態 多年草
分布 北海道~本州
開花期 2月~4月(上島は2月~3月)
花言葉 幸せを招く 永久の幸福
石灰岩質を好む。早春、蕾を持ち上げ大輪を咲かせる。
1つの花茎に1~4輪の花を咲かせる。花茎は3~4センチで、花びら(花弁)は20~30枚。
花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引している。
根は、ゴボウのようにまっすぐで太いものが多数あり、毒性が強い。
正月用の飾りとしても利用され、元日草とも呼ばれる。
フクジュソウ
ニリンソウ
和名 ニリンソウ(二輪草)
科名 キンポウゲ科
属名 イチリンソウ属
形態 多年草
分布 東アジア
開花期 4月~5月
花言葉 友情 協力
林の中の半日蔭でよく育つ。
1本の茎から2本ずつ長い茎を出し、1輪ずつの花を咲かせる。2本目の花は、1本目の花に寄り添うようにして咲く。
花びらに見えるのは萼片で、5~7枚ある。花の真ん中にはたくさんのおしべと、10本くらいのめしべがある。ただし、土地の肥沃の関係で一輪や三輪のものもある。
葉に毒成分を含む。
和名 アズマイチゲ(東一華)
科名 キンポウゲ科
属名 イチリンソウ属
形態 多年草
分布 北海道から九州 サハリン 朝鮮半島 ウスリー地方
開花期 3月~4月
花言葉 静かな瞳
「東」は関東を意味し、「一華」はイチリンソウ属の花の一名で、花が茎の先に1つだけつくことからきている。
花を咲かせた後、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃、地上部は枯れてなくなり、翌春まで地中の地下茎で過ごす。
白い花びらのようなものは萼片であり、8~13枚ある。花の真ん中におしべがたくさんあり、その真ん中にめしべがたくさんある。
葉は3つに分かれ、先は丸みがあり垂れ下がっているように見える。
アズマイチゲ
カタクリ
和名 カタクリ(片栗)
科名 ユリ科
属名 カタクリ属
形態 多年草
分布 東アジア
開花期 3月~4月
花言葉 初恋 寂しさに耐える
山地の林に群生している。
花は、夜や気温の低い日には開かない。
1~2枚付く葉にはまだら模様がある。
春先に紅紫の花を咲かせた後、地上部は枯れる。
種子で繁殖するが、発芽から開花まで8~9年ほどかかる。アリはこの種が好物で、別の場所に運ばれる。